改めて、書きたいと思います。
ご来場頂いた皆様、気に留めてくださった方々、本当にありがとうございました!
田中絵未
12/29幡ヶ谷36°5
セットリスト
Pf.セット
1.inst
2.HERO
3.心の使い方(新曲)
4.ボーダー
Ag.セット
5.心の穴
6.いちにちのきれま。
7.大都会の風
8.エガオガミタイ
jun.×田中絵未
9.大きな背中
わたし、いい顔してる。
みなさんのおかげです。
今回、私が音楽活動を始めて初となる自主企画
「たなか、企画やりまーす!!」シリーズ、ファイナルを打たせて頂きました。
2012年3月、3rdDEMO「ふるさとのひかり」の発売と同時にこの企画を発足しました。
当時は、震災のことがまだまだ大きく、どんな状況でもなんとか音楽を続けてきた自分の足が、しっかりと止まってしまい。
中々立ち上がれない自分と向き合っている日々でした。
それでも、何とか曲を作って、それでもそれでもと、必死で自分を鼓舞させ始めたこの企画イベント。
決めた時から当日に至るまで、プルプル震えながら日々を過ごしていたのをよーく覚えています。
今思えば、なーにをそんなに怖がる。
って話なのですが。笑
今だから、振り返ってみて、あーだから怖かったんだな、とよくわかるのです。
私がこの企画を通して学んだこと、この企画からもらったもの
それは
「未熟な自分」と「失敗をする」この事実と体感でした。
「企画ライブをやれるようになりたい」純粋な動機で始めたことは間違いない。
でも、その純粋な動機ゆえに、自分で自分を苦しめていたのだと今回の企画で気付きました。
しかし、ほんとによく喋りますな、私は。笑
去年1年、このたなか企画を続けていて
途中で、もうやりたくない、というところまで行きました。
自分で決めて、自分で好きでやっていることなのに、です。
今年5月のレコ発を打つ時も、打ってからも私の中に湧き上がってしまったその気持ちは、中々消えてはくれませんでした。
そして、レコ発を打った後に、もう暫くはやめよう、と決めました。
自分のエネルギーが戻るまでは、無理するのをやめよう、と。
そしてやめてから、無理していたことに気付くんです。
誰も無理しろなんて言っていないのに、無理していたのは誰でもなく自分。それにすぐに気付いてしまうから、また自分を責めて…の繰り返しでした。
去年9月、飯田でjun.ちゃんと共演で再開した時に
「エイトヤマザキ」と3人で何かやれたら絶対楽しいだろうね~面白いよね~喜んでくれる人たくさんいるよね!!!
と話が盛り上がって、その時に「これだ」と思ったのです。
しかも、二人は幡ヶ谷36°5を知っているけど、行ったことはないんだと言っていて、
「ふたりに東京で唄ってほしい、ノブさんの経営する幡ヶ谷の良さを体感してほしい、東京で唄うjun.とエイトヤマザキ、見たい人いっぱいいるよ!!!てか私が絶対見たいもん、私が呼べばいいじゃん!!!!!」
という、思考回路でした。笑
気付けばすぐにそれを口にだし、出したら、翌日にはノブさんと水野さんに相談していました。
そうこれも、純粋な動機です。
でも、今までの悩んでいたことなんて何も心配がなく、サポートしてくれた水野さんと色々と話をして、
前日にエイトヤマザキが来れなくなったことを聞いた時は本当に残念だったけど、落ち込むことは何もなく
ただただエイトヤマザキの分も唄いたい、いいイベントにして、絶対にまた呼びたい、と思えました。
エイトヤマザキ欠席となったこのイベントでしたが、本当にスリーマンだったと思います。
jun.ちゃんが何度も、今日はエイトヤマザキの分も私が唄います、長野を知ってほしいです、と言ってくれていて
そうだよな、来られなかった悔しさはjun.ちゃんの方がよくわかってるんだ。
突然の出来事だったけど、jun.ちゃんもより良いイベントに絶対しようね!って言って、唄でその気持ちを置いて行ったjun.ちゃん、本当にありがとう。
電話してすぐにアドバイスをくれたノブさん、合わせてサポートしてくれた水野さん、
そして何よりも、エイトヤマザキを観に来て下さったお客様方。
ご理解、そしてご来場本当にありがとうございました。
それは、エイトヤマザキの力です。本当にありがとう。
幡ヶ谷に着いて、jun.ちゃん含め4人で変更について話しながら、
いつのまにか「今日は4人のイベントだーーー!!」となって、
オープニングSEに水野裕志が起用されました。爆
お店も一体となって、でも全然気構えなくて、初めて来た人も、ストンと馴染めてしまうような、そんな力といろんな人の体温、愛情、音楽を吸っている、あの箱ならではの魅力です。
今回たくさんの人に知って貰えて、本当に嬉しかった。
5月レコ発で落ち込んでいた私を、叱咤してくれたノブさん、
その後落ち込んでいてお店に遊びに行くも、泣いてしまう私に、水野さんが、私の悪い受け止め方を、それは誤解だよ、と、丁寧に教えてくれたりして、私は弱いけれど、やっぱり、よっしゃー強くなるぞーとか、思えたりしたのです。笑
お二人にも最大の感謝を。ありがとう。
純粋な動機、なんにも悪いことではない。
純粋な動機はもちろんあって当たり前、でもそれだけでは物事は進まなかったりする。
だから、進んでいるように見えて進んでなくて後にびっくりすることが起こったり、思うように進まなかったり。
誰かが陰で進めてくれてたからなんだ、と気付いたり。
そんな風に自分の中に湧き起こる純粋な気持ちを、あれやこれや色んな角度から見つめて、反省して、悩んだり、自分の気持ちに自分が潰されていたりしました。
タカヨさんとjun.ちゃんと、たくさんのお話をしました。
そこで、受け取るものは本当にたくさん。
私が私であるからこそ、のこと。
jun.ちゃんは同世代で誕生日も近いから、本当に同じ年月を生きてきてるのに、
表現も考え方も違う、でも心地いい。
学ぶことがたくさんあるのです。ただの酒飲みだけどな。笑
また近づけたようで嬉しい。
ほんとにすばらしいライブをありがとう。jun.ちゃんファンがまた増えたわな。カワイイ、けど、外見だけじゃないってこーゆー人のこと言うんだよ、と思った。
最終的に、純粋な動機、に救われたファイナルでした。
結局のところ、たぶん、私が私の為に何かやる、でもいいのだと思います。
誰だってまずは、自分から。
自分が唄いたいと思う、自分が叶えたいと思う。
自分がきれいになりたいと思う、も、自分がこの人に会いたい、も。
すべては自分の欲求、そこからだから。悪いことじゃない。
でも、私の性格上。
なんだか、自分の為だけにやっているんじゃないか?という気がしてきてしまったり、申し訳なくなってしまって
過剰に人に対して気を遣ったり、頼れなかったり、全部自分でやろうとしたり。だから疲れていたし、余計なエネルギーとたくさん使っていた。
その分、音楽が遠くなってしまっていたこともあって、とても悔しかった。
でも、自分の喜びが、誰かと繋がり、
誰かも喜ぶことになる、となった時から、すべてが廻り始めました。
そう、私のしたかったことこれだ。
楽しい時間を共有したい、一緒に体感してほしい、いい人をいい場所を、私の好きな人、好きなもの、みんなに勧めたい!
大真面目な、我儘だと思います。
でも私はこの我儘が言えなかった。とても怖かった。
迷惑なんじゃないか、私はそう思っても他の人は違うかもしれないし…なんて。
でも今は
少しだけ、この企画でもらったもの、体と心が納得するところまで行くことができました。
この企画でたくさんの人に迷惑もかけました。失敗は数知れない。
たくさんの人が来場してくれました。共演してくれた方々も、それぞれのライブハウスの方々も。本当にご迷惑もおかけしました!
でもお蔭で、素敵なイベント打てるようになりました。
本当にありがとうございました。
改めて、今年1年、東京で田中絵未を応援し、心配し、見守ってくれたみなさま。
本当にありがとうございました。
今年は頭からかなりの心配をかけてしまい、申し訳ありません。
来年の発表、嬉しい報告が続々とできることと思います。
へたれずに、腐らずに頑張っていこうと思いますので、来年もどうぞよろしくお願い致します。
今年は、福島県南相馬市、長野も、上田市、飯田市、と
また新たな場所で唄わせて頂く機会を与えて下さった長野の皆様。
本当にありがとうございました。
また来年も迎える私でありたいです、よろしくお願いします。
そして、5月に発売した1stALBUM「BORDERLINE」
レコーディングに参加、協力してくれた
帆井直子
中村瞳
オサカミツオ
なかじまあい(fromウルエ)
よしかわゆうじ(たまゆらうた)
アカリノート
谷口依里
滝田紗也加
斉田拓也
みなさんが愛情をこめてくれたCDは、念願の全国リリースとなり、
地元いわき市内ツタヤ4店舗まで、遠く足を運びました。
このアルバムを作ることを決めた去年12月、
どうにも進めなかった私の背中を押してくれた人がいて、私はアルバム製作に取り組みました。
そのアルバムに今度は私が支えられて、またそれを広げてくれる人達がいて、今年1年走ることができました。
感謝してもし尽せません。
これからの私で返してゆきたいです。
改めて、私のこのアルバムを聴いて下さったみなさん、ご購入下さったみなさん、ありがとうございました。
ぜひ繰り返し何度も聞いてください。本当におすすめしたいアルバムです。(ブログに載せていた小ネタ集、思い出したらまた書きます。笑
いわきでいつも私を見守り支えてくれている家族、ほんとうにありがとう。
と、言っているところで、ものすごい縦揺れの地震。。びっくり。
でも、私家族の傍にいれているから、東京にいるより安心です。
大きいこと、もうできれば起こりませんように。
今もつらい生活をされている方が、一日でも早く通常に近い生活に戻れますように。気持ちは変えられなくても。
それでは、ものすごいボリュームとなりましたが、笑
今年のご挨拶とさせて頂きます。
今年 1年本当にお世話になりました。
みなさん。よいお年を!!!
追記
jun.ちゃんとのコラボ、
jun.ちゃんが好きだと言ってくれた
大きな背中を唄いました。
この曲は、どんどん育っていってる気がします。
これからも共に成長していきたいと思います(*^^*)
コメントをお書きください
あゆみ (火曜日, 31 12月 2013 10:31)
今年もいっぱいありがとう!
離れてても、久しぶりに会ってもそんな気がしない。
会えばギュッと近くなるね。
大きな背中jun.ちゃんに先越された~(笑)
私も一緒にやりたい(^O^)
来年もよろしくね♪
Tak (火曜日, 31 12月 2013 13:22)
【イイネ】ボタンがあったら
5万回くらい連打したくなります(笑)
貴方の「感じるチカラ」それがあってこその
「ものすごいボリュームの」アウトプット。
アーティストだなぁって、感じましたし
いつもBLOG拝読するたびに感服してますが
今回は特に(笑)感動しました。
来年も楽しませてください。
良いお年を♪
たなか (火曜日, 31 12月 2013 23:45)
あゆみさん
ありがとうございます(*^^*)
本当に。いつ会っても温かいみなさんに出逢えて、本当に私は幸せです。
今年は大変お世話になりました。
来年も、良い年にいましょう!
よろしくお願いします(*^^*)
たなか (火曜日, 31 12月 2013 23:47)
あ!
大きな背中、ぜひ唄いましょう!笑
嬉しいです。
長野にまた足を運べる日を楽しみにしています!
たなか (火曜日, 31 12月 2013 23:48)
Takさん
今年も大変お世話になりました。
そう言ってくださるお気持ちに本当に支えられています(*^^*)
まだまた自分のことで手一杯の私ですが、来年も一緒に音楽を見つめていきましょう!
良いお年をお迎えください!
来年もよろしくお願いします(*^^*)